Episodio 23 イースターエッグのお話

いらっしゃいませ、Mia Preferita です。

現在、世界中でコロナウイルスで大変なことになっています。
本来ならばこの時期は、復活祭に向けての準備期間です。
バチカンのあるイタリアはもちろんのこと、世界のキリスト教国にとって、
「復活祭」は特別の祝日です。
コロナウイルスが一日でも早く収束し、
復活祭をお祝いできることを心よりお祈りいたします。

子供が小さい時に見ていたディズニーのビデオで
ウサギたちがイースターエッグを準備しているお話のものがありました。
イースターエッグ=復活祭の卵とは、
復活祭の休日または春を祝うための特別に飾り付けられた
ニワトリの卵のことを指します。
卵は復活(再生)の象徴であり、新しい命の象徴なのです。
キリスト教の四旬節の間の節制(断食)
(東方教会では大斎中は肉、魚と共に卵も禁食でした)
が終わることを祝う伝統があり、
イースターを境に解禁するという意味も込められています。
また、卵が象徴するのは『お墓』であり、
そこから抜け出すことによって『命』が復活するのです。

ちょっと難しい話になってしまいました。
では、イースターエッグのルーツはどこにあるのでしょうか?

色々ある中でゲルマン神話の女神エオストレ伝説もその一つ。

春の女神エオストレは、多産の象徴である野ウサギを従えていました。
野ウサギ卵は、「多産、復活、新しい命」の象徴でした。
野ウサギたちは春の訪れを感謝するため、
春色に塗り分けた綺麗な卵を女神にプレゼントしたところ、
女神は大変喜んで、その卵を春風と共に皆に配ったといいます。

6世紀のローマ教皇グレゴリウス1世は、
ヨーロッパの古い宗教の伝統をキリスト教文化に積極的に取り入れおり、
女神エオストレ伝説も復活祭のイメージと相性が良かったことから、
両者の融合が進んだと考えられているのです。

「復活」「新しい命」のシンボルである卵、
殻を破って新しい世界に出ていくいい季節です。
ヴィエトリらしい明るくて優しい色合いのイースターエッグ。
野ウサギたちが春の女神エオストレにプレゼントしたのはこんな卵だったかも・・・
   

皆様もどうかご体調お気を付けてお過ごし下さい。
Ci bediamo!

次回の掲載は4月2日を予定しております。
都合により日にちは遅れることもあります。

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