Epispdio 56 Vietri陶器で楽しんで!<3> ~冬の味をGnocchiで~

いらっしゃいませ、Mia Preferitaです。

大きくて立派なカリフラワーが店頭に並んでいました。

11月から3月が美味しい時期と言われるカリフラワー、
実は古代ローマ時代に「シマ」という名前で記録が残っていて食べられていたそうです。
そして今日ご紹介するGnocchi(ニョッキ)も古代ローマ時代から作られてきているのです。

ニョッキの語源は「塊、(木の)こぶ」を意味するロンゴバルド語の
NOCCA(ノッカ)からきているそうです。
北イタリア、エミリア・ロマーニャ地方が発祥と言われる家庭料理、おふくろの味なんです。
元々小麦粉と水で練って作られていましたが、
18~19世紀に新大陸アメリカからジャガイモが伝えられ、
ジャガイモを練りこんだニョッキが広まりました。

イタリアでは滋養のある、重い食べ物を木曜日に食べる古い習慣があります。
このニョッキも木曜日に食べられます。
ちなみに金曜日は魚、土曜日はトリッパだそうです。
ローマには木曜日にしかニョッキを提供しないお店もあるのですよ。
なんとヴェローナでは、カーニバル(謝肉祭)にニョッキ祭なるものがあるそうです。

ワタクシ、ニョッキが大好きで、
イタリアに行ったら必ずと言っていいほどニョッキをオーダーします。
 ←ラヴェンナでいただいたニョッキ

古代ローマ繋がりということで、今が旬のカリフラワーのニョッキと
おまけでカボチャのニョッキを作ります!
カリフラワーのニョッキは初めて。
仕上がりは如何に・・・

 

「カリフラワーとカボチャのニョッキ」

<材料> カリフラワー  カボチャ  小麦粉

<作り方>
① 野菜は適当な大きさにカットし、やわらかく茹でる。
② カリフラワーは水分をよく切ってから潰す。
(キッチンペーパーなどで絞っても良いかも)
カボチャも同様に潰しておく。
③ 小麦粉をまぶして練っていく。
④ 手に着かないくらいにまとまったら、
ロープ状にのばし小さめにカットするのがポイント。
(茹でると思いの外大きくなります)
⑤ 成形していきます。
切りっぱなしでも、お団子状でもOK
ソースが絡みやすいようにフォークの背で溝を作ってもOK
私は手のひらの上で指でクルンとしてオレッキエッテ風にするのが好き。
  ←こんな感じ オレッキエッテ風
⑥ お湯を沸かし、茹でていきましょう。浮いてきたらOKです。
⑦ ソースはトマト、ラグー、クリーム、ジェノヴェーゼ、バター&チーズなど
何でも合います。お好きなお味でどうぞ。
ソースとあえて、お皿に盛り付けましょう!!
注)粉の量の目安は野菜の1/3です。
水分が多いと粉の量が多くなり、口当たりがモチモチになります。

カリフラワーのニョッキはフレッシュトマトソースで、

カボチャのニョッキはパルメザンチーズを振ってバターでいただきました。

お味は・・・カリフラワーを感じられて素晴らしい!!
サッパリ、あっさりでなんぼでも食べれます❣

初めて作られるのであれば、ジャガイモやカボチャから作られるのをお勧めします。
ジャガイモは粉ふきいもにするなど水分を飛ばされると作りやすいでしょう。

沢山作ったら、成形したものを重ならないように広げていったん冷凍。
そうすると個々がくっつかなくなるのでまとめて冷凍保存に。
違うソースで楽しんだり、スープの浮き身にしても美味しいですよ!
あ、グラタンにしてもGoodです。
 ←別の日に鶏肉のラグーで

 

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Vietri陶器で楽しんでくださっている皆様のアイデアも募集中です!
お写真を添付して
ceramica.miapreferita@gmail.com
まで是非お便りください。
Instagram、BLOGにてご紹介させていただきます!!

 

末筆となりましたが・・・
コロナ禍の深刻な状況が
一日も早く改善されますように
まだまだ戦いは続きます。
今は不自由でも、希望の灯は決して消さないように!
今は不自由でも、笑顔を忘れないように!
だって「笑う門には福来る」って言うではないですか (・∀・)
また災害で大変な思いをされている皆様には
心からお見舞い申し上げます。
暦の上では春ですが
どうぞご体調崩されませんように!!

Ci vediamo!!

 

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