いらっしゃいませ、Mia Preferitaです。
英国以外で所蔵作品展が開かれたことは一度もなかったということで、
初の英国外での展覧会。
ゴッホ、モネ、レンブラントなどの画家たちの作品が
日本初公開と言うではないですか!
このコロナ禍の中、海外にいくこともままならない、
あちらから来て下さるのですから何とありがたいことか!!
「今しかない」と言うことで、雨の中ヨッコラショと重い腰を上げた次第です・・・
前編では
1.イタリア・ルネッサンス絵画の収集
3.グランド・ツアー
をご紹介いたしました。
後編では
2.オランダ絵画の黄金時代
4.スペイン絵画の発見
5.風景画とピクチャレスク
6.イギリスにおけるフランス近代美術
のご紹介です。
忘備録として。
ピックアップの作品はあくまでも個人的な好みです。悪しからず・・・
* 「オランダ絵画の黄金時代」「スペイン絵画の発見」エリアより
① 「オランダ絵画の黄金時代」エリアでは、
レンブラント、ハルス、フェルメールなどの巨匠の作品が並んでいました。
フランドル人(フランドルはベルギーの北部にある地方)の画家ヴァン・ダイクが、
17世紀前半に活躍して「肖像画」というジャンルを確立しました。
ヨーロッパの中でイギリスは肖像画好き、というお国柄だからなのか・・・
気品ある格調高い肖像画の並ぶエリアでした。
② 「スペイン絵画の発見」エリアで面白いと思ったのが
「マルタとマリアの家のキリスト」 ベラスケス
ベラスケスと言えば「ラス・メニーナス」が有名ですね。
この聖書のシーンが描かれた作品は数多くありますが、
これは中々面白いと思いました。
奥のキリストの足元に座っているマリア(祈り)、
手前には不満げな表情を浮かべ食事の準備をするマルタ(労働)と
キリストに仕える二つの態度を描いています。
「マリアにも手伝うように言って下さい」と言うマルタに
「マリアは良い方を選んだ」「必要なことはただ一つだけである」と
キリストは諭します。
「でもねマルタ、労働も大切なことなんだよ」と老婆は慰めているよう。
一理あるとは思うんだよね~
* 「風景画とピクチャレスク」「イギリスにおけるフランス近代美術」エリアより
展示会場もいよいよ終盤です。
「風景画とピクチャレスク」エリアのターナーの「ポリュフェモスを嘲るオデュッセウス」は
近くで見ても、離れて見ても素晴らしかったです。
ポストカード買い忘れたので画像が無くてごめんなさい💦
代わりに
←可愛い❣ 「幼い洗礼者ヨハネと子羊」ムリーリョ
「イギリスにおけるフランス近代美術」エリアでは
よく知っている画家たちの作品が目白押しです。
ルノアール、ドガ、モネ、ゴーギャン、セザンヌ、ゴッホ・・・
←「花瓶の花」ゴーギャン
←「睡蓮の池」モネ
近くで見ると、鬱蒼と広がる緑、緑、緑
離れて見ると、なんとまぁ、奥行きの深い絵なんだろう!
最後はゴッホの「ひまわり」でした。あまりにも有名ですね。
ひまわりって忠誠を意味するのですって。
黄色の濃淡でまとめられているのですが、
まるでゴッホのエネルギーが襲いかかってくるような感覚。
どちらかと言えばあまり好きな方ではないのですが、好き嫌いは関係ないのですね、
本物の持つ力なのでしょうか。
ゴッホの思いが年月を越えて心を揺さぶってくるのですね。
涙がこぼれていました・・・
Vietri陶器で楽しんでくださっている皆様のアイデアを募集いたします!
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ceramica.miapreferita@gmail.com
まで是非お便りください。
Instagram、BLOGにてご紹介させていただきます!!
末筆となりましたが・・・
コロナ禍の深刻な状況が一日も早く改善されますように
まだまだ戦いは続きます。
今は不自由でも、希望の灯は決して消さないように!
今は不自由でも、笑顔を忘れないように!
だって「笑う門には福来る」って言うではないですか (・∀・)
また災害で大変な思いをされている皆様には心からお見舞い申し上げます。
寒さ厳しい季節がらどうぞご体調崩されませんように!!
Ci vediamo!!
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