Epispdio 38 Serenata(セレナータ) ~愛の歌~

いらっしゃいませ、Mia Preferita です。
暦の上では秋・・・とは言うものの、
毎日暑いですね💦 溶けてしまいそうです。

*セレナーデとは?
セレナーデ・・・
と聞くと、何を思い浮かべますか?
私は井上陽水氏作詞作曲の「いっそセレナーデ」の歌
♫…そっと眠りかけて ラジオからの
さみしい そして悲しい いっそ優しい セレナーデ…♫
切ないメロディが頭の中で何度も廻ります。

よく聞く?たまに聞く?
セレナーデ(イタリア語ではSerenata(セレナータ))って何なん?
小窓の下で恋人や片思いの人に向けて歌う愛の歌のこと。
またはそのような情景を指す・・・
とありました。

イタリア建築では2階に小窓があるのですが、
気になる女性の家の小窓の下で、男性が歌を歌います。
すると、それに気づいた女性が顔を見せるという風習がありました。
イメージし易いのは、ロミオとジュリエットかしら・・・
(ロミオは歌っていませんけど💦)
元々バルコニーではなく、窓だった、と言われています。
 ←2階窓がある…こんな感じ?

数年前、某番組で見たのですが・・・
ローマの街のとある窓の下で友人の弾くギターに力をもらい、
恋人にプロポーズの歌を歌う男性。
彼の歌声に気づいた彼女は満面の笑みで窓を開け、プロポーズに応えていました。

今でも窓の下でセレナータを歌う風習は残っているそうです。
ロマンティックですね。

余談ですが、マンマ住む窓の下で息子さんが♫Happy Birathday♫を歌っていました。
こちらは家族愛ですね。

*飾り皿 Serenata(セレナータ) ~愛の歌~
今回ご紹介するのは、まさに愛する女性に愛の歌を歌っている図の飾り皿。

南イタリアらしいのは、
小窓の下にいる男性がアマルフィ海岸のシンボルのロバに乗っているところ。
ロバに乗っている男性がラッパを持っているのが、牧歌的でのどか。

彼の歌を聴いている彼女のうっとりとした表情。

お皿の中でゆったりとした時間が流れているように感じます。

“愛の歌”を歌う恋人たちのほのぼのとした雰囲気のこの飾り皿、
型押し技法で作られた25㎝のお皿です。
大きすぎず、小さすぎず、お玄関や皆様集まるリビングなどに
絵画の代わりにお飾りいただだきお楽しみください。

 

末筆となりましたが
一日も早くコロナウイルスが終息しますように。
まだまだ油断禁物です。
九州豪雨で大変な思いをされている皆様には
心からお見舞い申し上げます。

季節がら、皆様どうぞお気を付けてお過ごしくださいませ。
Ci vediamo!!

 

次の掲載は8月22日を予定しておりますが、都合により遅れることもあります。

Instagramはこちらから