今日は復活祭です。
キリスト教ではとても大切な祝日です。
以前(3/23投稿分)イースターエッグのお話をいたしましたが、
前回ご紹介出来なかった聖マグダラのマリアの赤い卵のお話を。
イエスの昇天後、マグダラのマリアは福音を宣べ伝えるためにローマを訪れました。
当時のユダヤ人はニワトリの卵を贈る習慣がありました。
マグダラのマリアもローマ皇帝に献上するために、
白い卵を献上品として持参しました。
皇帝に拝謁したマグダラのマリアは卵を献上しつつこう言いました。
「イエスは復活しました」
*復活したイエスに最初に会ったのがマグダラのマリア。
「我に触れるな」をテーマにした絵が沢山描かれています*
当時の皇帝ティベリウスは全く信じようとはせず、
「死者の復活など、この白い卵が赤く変わる以上に有り得ない」
と一蹴しようとしました。
ところがその瞬間白かった卵は見る見るうちに血のような赤いいろに染まっていき、
たちまち真っ赤に染まった卵に姿を変えたといいます。
赤く色づけられたイースターエッグは
イエス・キリストの血の復活の象徴として様々な色がある中で、
この色は重要なシンボルカラーとなっています。
先日もご紹介したイースターエッグ。
タマゴはお墓(つまり死者の眠る場所)であり、
そこから抜け出すことにより永遠の命の復活があるのです。
(詳しくは3/23投稿「イースターエッグのお話」をご覧ください)
さて、Instagramでもご紹介いたしましたが、
少し大振りの明るい水色の花柄のタマゴ。
大切なものを入れたり、オブジェとして。
渋めの色の上部は透かし模様が入っている小振りのタマゴ。
ポプリを入れたり大切なアクセサリーを入れてみてはいかがでしょうか。
「殻を破って新しい世界へ!」という気持ちを込めて
プレゼントされてはいかがでしょうか・・・
末筆となりましたが
一日も早くコロナウイルスが終息しますように
一日も早く闘病中の方が回復されますように
お亡くなりになられた方のご冥福を
心よりお祈りいたします。
元気でお会いできるのを楽しみにしております。
Ci vediamo!!
次回の掲載は4月17日頃を予定しております。
都合により更新日は変更になることもあります。
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