いらっしゃいませ、Mia Preferita です。
日本の焼き物といえば、清水焼、信楽焼、九谷焼、備前焼、伊万里焼・・・
と全国にありますが、イタリアも然りです。
その中のひとつ、ヴィエトリ陶器の町 Vietri sul Mare(ヴィエトリ スル マーレ)は
アマルフィ海岸の南端に位置します。
サレルノからバスで約20分の道のりですが、
昨年は気になっていた鉄道で行ってみました。
日本でいうローカル線なんでしょう、山の中を抜けて行くといった感じでした。
ヴィエトリの駅からは坂を下って見慣れた広場へ。
町中が陶器、陶板、タイルで華やかに彩られています。
建物の外壁もドゥオーモのクーポラもファサードも、
階段も学校の門も水飲み場も、
至る所陶器、陶板、タイルで飾られています。
今やアマルフィを代表する陶器の一大産地として栄えていますが、
昔々は漁業の盛んなエトルリアの町だったそうです。
何度も何度も他民族の襲撃を受けました。
そんな中で15世紀には,
現在のヴィエトリ陶器の原型である彩色を施した技術を習得していきました。
アマルフィ海岸地域、サレルノのみならず、シチリア、カラブリア、トスカーナ、
地中海の他の地域との間の重要な貿易商業取引の大切な商材となったのです。
現在、家庭ではもちろんのことレストランなどでも使用されています。
お店に入ってヴィエトリ陶器でお料理が出てくると、
ワクワク度がMAXになってしまいます。
雨の日には憂鬱を吹き飛ばすためにと、明るい陶器を買いに来る方もいらっしゃるとか。
とっても親しみのある陶器たちなのです。
今日1月21日にイタリアへ出発です。
今年はどんな出会いが待っているのか、とても楽しみです。
旅の様子はまた次回にご紹介できるかと!
では、行ってきます!!
またのご来店をお待ちしております。
Ci vediamo di nuovo!
*次回の掲載は 2月2日 を予定しています。
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