Episodio 7 La Madonnina(ラ・マドンニーナ)

いらっしゃいませ、Mia Preferitaです。
12月24日,25日が間近になってきました。
街もイルミネーションで飾られ、クリスマスソングが流れる中、
サンタさんの格好をした店員さんたちが忙しそうに立ち働いている・・・
というのが日本中どこでも見受けられる風景でしょうか。

さて、今日ご紹介するのは約15×10cmの飾り陶板

19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍した「La Madonnina ラ・マドンニーナ」
イタリアの画家ロベルト・フェルッツィの作品です。
画家がヴェネツィアで見かけた11歳の少女がモデルになっています。
少女がまだ赤ん坊の弟を腕に抱いていた姿を見て、
彼女の無垢な美しさと優しさに打たれて絵筆をとったと言います。
元々聖母子像として描いたわけではありませんでしたが
人々はそこに聖母マリア姿を見て、
この作品を
「La Madonnina ラ・マドンニーナ(歳若き聖母)」
と呼ぶようになりました。
また、少女の優しい表情ゆえに、
「Madonna dell Riposo マドンナ・デル・リポソ(安らぎの聖母)」
「Madonna delle Vie マドンナ・デッレ・ヴィーレ(街角の聖母)」
「Madonna Zingarella マドンナ・ツィンガレッラ(ジプシーの聖母)」
とも呼ばれています。

数多くの複製画もありますが、
色あせない陶板のマドンニーナをお手元にいかがでしょうか。
日々のギスギスした心を少女の優しい表情が癒してくれることでしょう。

今日はこのへんで。またのご来店をお待ちしております。
Ci vediamo di nuovo!

 

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